バズレシピでおなじみの料理研究家リュウジ「“世界一おいしい”は自分で作れる」

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リュウジ

家族のため、自分のために毎日のように作る料理。中には、「面倒くさくてコンビニですませてしまう」「なんだか味が決まらない」など、料理に関する悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。今回は、Twitterなどで人気の料理研究家リュウジさんに、バズるレシピ=バズレシピに込めた思いや、料理をおいしくするコツなどをお聞きしました。

料理への知的探究心がバズレシピに

――簡単で、時に斬新、しかもおいしいレシピがSNSで話題となった“バズレシピ”の生みの親である料理研究家のリュウジさん。Twitterフォロワー数は100万人を突破し、そのレシピは多くの人を虜にしています。リュウジさんが、料理を始めたきっかけとは?

一番初めに作った料理は、母に教えてもらった「きゅうりのごま油和え」でした。本格的に料理を始めたのは、高校生のとき。母が体調を崩しがちだったこともあり、レシピ本を買ったり、インターネットで調べたりしながら、チキンソテーやスパゲティーなどを作っていました。母も「おいしい」と食べてくれたことを覚えています。
料理への知的探究心がバズレシピに
それから、どんどん料理にのめり込んでいきました。僕は、「こう料理すると、こんな味になるんだ」という知的探究心をくすぐる料理が好きなんです。じゃがアリゴをはじめ、知的探究心から生まれた“バズレシピ”も数多くあります。

簡単な料理からスタートし、料理を好きになってほしい

――リュウジさんのレシピのこだわりは?

こだわりは特にないんです。強いて言うなら、より多くの皆さんに作ってもらえるようなレシピを発信すること。僕のレシピが、誰かが料理を始めるきっかけとなったり、料理を好きになる理由になったりしたら本望ですね。また、リクエストがあればヒントにしています。
お菓子のレシピも考えるし、「お餅を使った料理が知りたい」という声からできたレシピも。ファミレスやレストランに行って、気になった料理を家で再現することもあります。
簡単な料理からスタートし、料理を好きになってほしい
「チーズ・メルト・オニオンスープ」は、横浜の居酒屋さんで食べた玉ねぎをまるごと使ったメニューから着想を得たもの。レンジで玉ねぎを蒸すと、スプーンで切れるほどやわらかくなることがわかり「じゃあオニオンスープにしよう」と。チーズを乗せて、見た目のインパクトも出ましたね。

チーズ・メルト・オニオンスープ

チーズ・メルト・オニオンスープ

【材料(1人分)】
・玉ねぎ 1個
★コンソメ 小さじ1と1/2
★おろしにんにく 少々
★水 180cc
・とろけるスライスチーズ 2枚
・パセリ 少々
・黒コショウ 少々

【作り方】
1.玉ねぎの頭と根を切り落とし、皮をむき、ラップでくるむ。600wのレンジで6分加熱
2.スープ皿に玉ねぎをのせ、★を入れてラップをせず600wのレンジで2分加熱
3.とろけるチーズを玉ねぎにのせ、ラップをせず600wのレンジで30秒加熱。最後に、黒コショウとパセリを振って完成

――料理が苦手な人、あまり得意ではない人が料理を楽しむためには?

まずは、おいしい調味料を使うことだと思います。僕もめんつゆやバター、ごま油をよく使いますが、これらを入れれば大体おいしくなるんですよ(笑)。

あとは、簡単なレシピから試してみてほしいです。僕のレシピの中に「茹でたうどんにバターと卵とわさびを入れて、めんつゆをかけるだけ」というずぼらなレシピがありますが、その簡単さからとても評判がよかったんです。簡単なものからスタートして、自分好みにアレンジを加えながら、作る回数を増やしてみてはいかがでしょうか。

言葉の魔法で料理の味はグンと変わる

――最後に、料理をするうえで大切にしていることは?

僕が大切にしているのは「言葉」です。特にフォロワーさんや読者の方々へのレシピの伝え方ですね。「世界一うまい」や「最高の味」など少し誇張した表現を使うこともしばしばです。しかし、これは決して間違いではありません。なぜなら「世界一のおいしさ」は人それぞれだからです。つまり、料理ができるようになれば「自分だけの世界一おいしい味」を作ることができると思っています。
言葉の魔法で料理の味はグンと変わる
また、こうした言葉を、家族とのコミュニケーションに取り入れてみるといいと思います。料理を食卓に並べるとき、「味が薄いかも……」と出すよりも、例えば「料理研究家の先生がめちゃくちゃおいしいって言っているレシピを作ってみたんだけど、どう?」と出した方がおいしそうに聞こえると思うんです。料理を出すときの一言で、相手が感じる味は確実に変わります。ぜひ、「言葉」を最後の隠し味に、料理を楽しんでいただけたら嬉しいです。
リュウジ

料理研究家/YouTuber。SNSで話題となった「じゃがアリゴ」の生みの親。様々なレシピ本を出版し、幅広い層に人気となっている。

節約しながら、料理を楽しむ方法は?

節約には、食材の保存方法を知ることが重要。ご飯はグラムで分けて冷凍する、野菜は冷蔵・常温保存どちらなのかなど……。一度の自炊で買った食材を保存し、2日目や3日目の料理に生かすようにレシピを考えてみるといいですよ。