まぐろ、サーモン、いくら、えび…子どもから大人まで大人気のお寿司。家族や親戚で集まるときにもぴったりな、みんなで楽しめるごちそうです。今回は、さまざまなお寿司が味わえるdポイント加盟店をご紹介。全店テイクアウトが可能なので、お店のお寿司をおうちでゆっくり満喫したい人にもおすすめです!
おすすめのお店
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ネタを引き立てるシャリが自慢
『かっぱ寿司』
シャリに山形県産ブランド米「はえぬき」を使用。メニューにはシャリ3貫のみを提供する「本気シャリ」も!お持ち帰りWeb予約でdポイントが利用可能なのもうれしいポイントです。
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素材のよさ・うまさにこだわる
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季節ごとにおいしい魚を厳選!
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毎月季節の新商品を提供
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お寿司付きの御膳も!
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グルメ系低価格回転寿司
コラム

日本の伝統料理の一つ、お寿司。リーズナブルな価格で提供しているお店もたくさんあり、特別な日だけではなく、普段から気軽に食べているという人も多いのではないでしょうか。今回は、知っているとお寿司を食べるのがもっと楽しくなるような、お寿司に関する豆知識をご紹介します。
「すし」はもともと、
魚を貯蔵しておくために生まれた?!

「すし」を表す二つの漢字「鮨」「鮓」は、紀元前後に中国で生まれました。諸説ありますが、「鮨」は魚肉などの発酵食品で本来は「塩辛」を指し、「鮓」が「すし」を表す正しい漢字だとされています。
「すし」が生まれたのは、古代東南アジアの稲作地帯。もともとは、暑い地方で雨季に獲れる魚を貯蔵しておくために、塩漬けした魚とご飯を合わせて酢酸発酵させたものでした。日本にやってきたのは奈良時代以前。「発酵」の手法が受け継がれ、「酸っぱし」から「すし」という言葉が生まれたと言われています。
江戸時代に誕生した「握り寿司」

現在の「握り寿司」は、江戸時代に登場した「江戸前握り寿司」がルーツであるとされています。この「江戸前握り寿司」は、両国で寿司屋を営む華屋与兵衛によって考案されたという説があります。江戸近海で獲れた魚を酢や醤油に漬けたものを、握ったご飯の上に乗せて屋台で販売したところ大流行し、のちに江戸だけでなく全国に広がっていきました。
当時屋台で販売されていた握り寿司は大きく、今の握りが一口で食べられるのに対し、当時の握りは「一口半」から「二口」もあり、口にほおばるくらいの大きさがあったとされています。握り寿司の屋台では、ツケ台に大きな握り寿司が並べて置いてあり、2~3個を立って食べるという立ち食い形式が一般的であったようです。後に、その大きさでは食べにくいということから、2つに切って提供し始めたのが、2貫ずつ出すお寿司のはじまりと言われています。
今では衛生管理や保存技術が発達しているため、当たり前に食べることができる生の魚介の握り寿司ですが、「江戸前握り寿司」には、保存が効くよう、漬けまぐろや酢で締めたコハダなどのひと手間加えたお寿司が多かったようです。
お寿司にまつわる“名前”の秘密

最後は、お寿司にまつわる“名前”の豆知識をご紹介。普段お寿司を食べるときに何気なく口にしているあの言葉の由来を知っていますか?
・ねぎとろ
中落ちなどの身をかきとって細かくたたき、ネギと合わせたお寿司「ねぎとろ」。語源は「ネギ」とは関係なく、中落ちの身をかきとることを「ねきとる」「ねぎとる」と言っていたことが由来だとされています。
・シャリ
一般的に寿司店では、ご飯を酢、塩、砂糖で味付けしたものを「シャリ」と呼び、漢字では「舎利」と書きます。「舎利」は仏教用語で「お釈迦様の骨」という意味があり、形が似ていることから「シャリ」と呼ばれるようになったと言われています。
・がり
お寿司を食べるときの口直しとして欠かせないのが、生姜を薄く切って甘酢につけた「がり」。噛むと「ガリガリ」するので「がり」と呼ばれるようになりました。
長年日本で愛されてきたお寿司。その歴史や背景を知ると、お寿司を食べるのがより楽しくなるはずです。今回ご紹介した豆知識を思い出しながら、ぜひお寿司を味わってみてくださいね♪
【参考】
『すし図鑑』(ぼうずコンニャク 藤原昌高/マイナビ)
『寿司大全』(枻出版社発行)
『aff』2012年1月号(農林水産省発行)
『日本食文化の醤油を知る』(村岡 祥次)